教習生の皆さん
おはようございます
本日の担当は misuzu です
皆さんは今年の花火、もう観れましたか?
この間のお休みの日は地元の花火大会だったのです
人が凄すぎて土手までは行かなかったのですが
とても綺麗で感動しました
花火といえば、
死ぬまでに一度観に行きたい花火があります。
ご存知の方も多いと思いますが、
長岡の花火です。
雄大な信濃川にあがる長岡の花火
こんなにきれいで、こんなに美しくて、
こんなに力強い花火を私は見たことがありません。
動画で見ただけなのに、涙が出そうになるくらいの
素晴らしさ
観る者に訴えかけるようなこの迫力、、、
ふと元々の始まりを知りたくなり
調べてみました。
今から72年前の8月1日。
その夜、闇の空におびただしい数の黒い影
ーB29大型爆撃機です。
午後10:30から2時間近くもの間、市街地を爆撃。
旧市街地の8割が焼け野原と変貌し
1.486名の尊い命が奪われたそうです。
言い尽くしがたい悲しみと
憤りに打ち震える人々。
そんな折、空襲から1年後の
昭和21年8月1日に開催されたのが
長岡まつりの前身である「長岡復興祭」なのだそうです。
このお祭りによって
長岡の方々は心を慰められ、
励まされ、固く手を取り合いながら
不屈の精神でまちの復興に臨んだそうです。
72年前の長岡空襲の始まった時刻
8月1日午後10:30に合わせて
慰霊の花火が打ち上げられます。
空襲で亡くなられた方々への慰霊、
復興に尽力した先人への感謝、
恒久平和への願いを込めて、
白一色の尺玉3発を打ち上げるとともに
市内寺院の協力を得て
同時刻に慰霊の鐘を鳴らすのだそうです。
こんな意味や、想いが込められていたのですね。
だからこんなに素晴らしいんだ、と
改めて感じました。
花火やお祭り・・・
現在では私たちにとって
夏の楽しみの一つであり、
娯楽のような感覚さえあるものですが
始まりにはどれも意味があり意図があり
だからこそ今後も廃れることなく
長く長く続いてほしいと心から想いました
いつか行けるといいな